第Ⅰ期戦略プロジェクト 先端医療機器 Designed Medical Device(2017/10-2022/9)
【理念】
健康寿命を延伸させるための個別化医療は、目前に迫った社会的要請となってきています。私たちは、再生医療、バイオメカニクス、イメージングを通して、臨床課題の解決と経済合理性を両立する治療法の創出に取り組みます。
【概要】
情報解析技術の開発と3Dプリンティングの医療応用を軸とするデジタル領域と、細胞培養と材料技術の融合を目指した再生医療領域の二本立てで、様々な診療科の先生方と臨床ニーズを出発点とする研究開発を行いました。その研究開発を通じて、スタートアップ企業が二社生まれました。
【主な研究参加者(所属・職位は当時のもの)】
- 中村 雅也(医学部 整形外科学教室 教授)
- バイオメカニクス、再生医療
- 陣崎 雅弘(医学部 放射線科学教室(診断)教授)
- イメージング
- 八木 洋(医学部 外科学教室(一般・消化器)専任講師)
- 生体材料
【JKiC発スタートアップ企業】
- 株式会社グレースイメージング
- URL: https://www.gr-img.com/
- MatriSurge株式会社
- URL: https://www.matrisurge.co.jp/
【主な発表論文】
Injectable extracellular matrix hydrogels contribute to native cell infiltration in a rat partial nephrectomy model.
Kushige H, Amano Y, Yagi H, Morisaku T, Kojima H, Satou A, Hamada K, Kitagawa Y.
J Biomed Mater Res B Appl Biomater. 111:184-193 (2023).