第Ⅱ期基盤プロジェクト オルガノイド Foundation Projects Organoid

オルガノイドを用いた先端医療技術の開発


背景

私たちの体を構成する各種臓器・組織には、少量の幹細胞(成体幹細胞)が存在します。成体幹細胞は、幹細胞ニッチといわれる特殊な環境で、自身も増えながら、各組織ごとに特徴的な機能をもった分化細胞を生み出していくことで、幹細胞を頂点としたヒエラルキーを形成し、組織恒常性を保っています。一方、傷害をうけたときは、幹細胞ニッチが変化し、それに応答して幹細胞を中心とした組織の修復と再生がおこなわれています。試験管の中で幹細胞ニッチを真似た土壌をつくり、成体幹細胞を植え付けて培養することで、臓器の一部を再現したオルガノイドをつくり、増やすことができます。


目的

本プロジェクトでは、オルガノイドに関わる技術開発と実用化研究に取り組んでいます。オルガノイドを利用した医薬品の評価技術を開発するとともに、将来的には再生医療分野へ応用し、オルガノイドを用いた治療法の開発を目指しています。