林田 大造

Designed Medical Device領域リーダー

目指すは、健康寿命を延伸させる
個別化医療のためのデバイスの早期実現

すぐ目の前にある臨床課題に取り組み、すぐに医療の中に還元していくべく、慶應義塾大学が持つイメージング技術と、JSR株式会社が持つ3Dプリンティングの技術や、材料に関する知見を活かしていきます。こういった個別化医療のデバイスは、歯科口腔外科や整形外科、インプラントの領域ばかりでなく、一般消化器外科、心臓血管外科などの術前計画でも求められている領域です。

私のひとつの役割は研究と事業化のバランスをとることです。先生方のアイデアでどんなビジネスができるか、リソースをいかに効率的に活用するか、短期的に実現化するためには何をどうすべきか、ビジネス的な視点を提供していきます。研究と事業化のバランスをとることが、役割のひとつであると思っています。

もうひとつの役割は、コラボレーターです。研究を形にしていくうえでJSR株式会社だけでは実現できないこともあります。必要に応じて、JSR株式会社がハブになり、より最適な企業との連携や、企業間のコラボレーションを推進する役割も果たしたいと思います。

JKiCでは受注・発注の関係ではなく、対等なパートナーとして、協働できることに喜びを感じます。共に同じゴールに向けて、進むことで、より良い結果を生み出すことを期待しています。