中村 雅也

Designed Medical Device領域リーダー

目指すは、健康寿命を延伸させる
個別化医療のためのデバイスの早期実現

再生医療、バイオメカニクス、イメージングを通して、いままではできなかったカスタムメイドの治療法を作り出していきます。特に健康寿命の延伸は、目前に迫った社会的課題であり、整形外科領域をはじめ、さまざまなシーンで用いるデバイスを早急に作ることが必要です。

Designed Medical Device領域はスピード感が特徴であり、ゴールを近い将来に設定して、数年後には具体的な成果を出そうとしています。

たとえば整形外科、歯科口腔外科、形成外科、一般消化器外科、心臓血管外科など多方面の領域では、一見シーズが異なるように見えますが、基本の考え方や方法論、コンセプトは同じもので進めていけます。各領域で情報を共有して、互いの強み弱みを補完しあい、組織として強くなれるように、多方面の領域を調整するのが私の役割と考えています。

これまでのアカデミアだけの研究では、実際の医療につなげるまでに時間がかかってしまっていました。その結果、研究自体は世界レベルであるにも関わらず、イノベーションではしばしば世界に遅れがちです。シーズのまだ芽が出たばかりの段階からアカデミアと企業が組むことにより、出口を見据えた研究、開発が進められます。それにより、最適な成果を迅速に実現できるようになると思っています。